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新型コロナワクチン2回目接種の後に3割が発熱(3月26日)

厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会と薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会は3月26日、新型コロナワクチンの先行接種者の健康調査の中間報告を受けた。2回目の接種後に発熱した人は35.6%で、1回目接種後の3.3%より多かった。

2回目接種後に頭痛があった人は49.0%、倦怠感があったのは67.3%で、1回目より全身症状が出た人の割合が明らかに高かった。

研究代表者の伊藤澄信・順天堂大学医学部客員教授は、「副反応は若い人と女性に多い」と指摘した。

これまで、新型コロナワクチンの接種後に2人がくも膜下出血等で死亡したことが報告されている。いずれの事例も、現時点では「情報不足等によりワクチンと症状との因果関係が評価できない」とされた。新型コロナワクチンの接種については現行の方向を維持することで一致した。

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