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特養の待機者が29万2千人(12月25日)

厚労省は12月25日、平成31年4月1日時点における、要介護3~5の特別養護老人ホームの入所申込者(待機者)の状況について公表した。

全体で29万2487人であり、3年前の29万5237人から2750人(0.9%)減少した。 在宅の待機者が減少する一方、他の施設などで特養入所を待つ人が増加した。具体的に在宅の待機者は3年前から7159人(0.7%)減少し11万6065人となった。他の施設などで特養入所を待つ人は3年前から4409人(0.4%)増加し17万6422人となった。

待機者の減少について厚労省は、「各自治体が特養を整備しているとともに、有料老人ホームなどが受け皿になっている可能性がある」としている。他の施設等で特養の入所を待っている人もいることが伺える。

都道府県別にみると、待機者が最も多いのは東京都で2万5811人であり、このうち在宅の待機者が1万935人となっている。 なお要介護1または2でやむを得ない理由で特養の入所を待っている、特例入所の対象者が3.4万人把握されている。特例入所の対象者を含めると、待機者はおよそ32万6千人になる。

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