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新しい年金時代

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2022年11月の記事一覧

三宅社労士の年金セミナー|#10次期年金制度改正へのつぶやき

次期年金制度改正への議論が社会保障審議会年金部会で始まりました。 今回は、実務に関する事例から少し離れ、次の年金制度改正について筆者なりに考えてみたいと思います。年金部会での検討項目は多岐にわたると思われますが、「基礎年金の45年化」と「社会保険のさらなる適用拡大」を中心に、つぶやきます(つぶやきですから、大目に見ていただければ、と思います)。 基礎年金の45年化(保険料拠出期間の5年延長)について 現在の基礎年金拠出期間(保険料拠出期間)は、20歳から60歳になるまで

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#13 障害年金と振替加算

 本連載は、これまで障害年金の代表的な傷病及び手続き方法について解説して参りました。これにより、障害年金の請求について、大方の勘所は解説したことになります。  しかしながら、障害年金の相談は類似した事例はあっても、全く同じ事例はありません。相談者の話をよく分析し、過去の類似した事例をいくつも組み合わせて対応することが、障害年金相談を考える上で一番の勘所かも知れません。  そこで、これからは、いままでの連載内容を踏まえて、より実践に即した「請求事例」を検証していきたいと思います

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遺族年金のしくみと手続~詳細版|#17離婚後も同居していた元妻は遺族厚生年金を受給できるか?

今回は、法律上は離婚したもののそのまま元夫婦の同居が継続し、元夫が死亡して元妻が遺族厚生年金を請求するケースをご紹介します。こうしたケースは遺族年金の請求においてよく見られます。元夫の死亡時、元妻が内縁関係にあったかどうかの判断基準を具体的に確認していきます。 内縁関係にある場合の遺族年金厚生年金保険の被保険者であったAさんが令和4年7月26日に死亡したとのことで、その元妻でAさんとは内縁関係にあったらしいB子さんが遺族厚生年金の請求に来所しました。 厚生年金保険の被保険

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