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新しい年金時代

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2022年1月の記事一覧

遺族年金のしくみと手続~詳細版|#7 離婚した夫が死亡。実母が子ども引き取ったら…

A子さんには、離婚したB男さんとの間に子どもが3人います。離婚後、子どもはB男さんが面倒を見ていましたが、B男さんが突然、死亡してしまいました。そこで、A子さんが子どもを引き取ることになりました。現在、子どもは遺族基礎年金と遺族厚生年金を受給しています。A子さんは今後、子どもが受給できる遺族年金が気になり、相談にみえました。 離婚後に元夫が死亡し、子どもを引き取ることにA子さんはB男さんとの間に3人の子をもうけ、B男さんの母親(遺族厚生年金受給中)を世帯主とする同一世帯で生

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これだけは知っておきたい!年金改正のポイント|#3 社会保険の適用拡大

令和2年6月に公布された年金機能強化法が順次実施されています。本シリーズでは3つの重要な改正事項「繰上げ受給と繰下げ受給」、「在職中の年金受給の見直し」、「社会保険の適用拡大」について、これだけは知っておきたい改正のポイントをまとめました。 シリーズ第3回では、令和4年10月および令和6年10月に実施される社会保険の適用拡大について見ていきます。

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三宅社労士の年金実務セミナー|#4  令和4年度からこう変わる!公的年金制度part1 在職中の年金受給

本年4月、年金制度改正法(「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律」令和2年6月5日公布)の目玉の事項が施行となります。年金実務セミナーでは、直前の1月から3月にかけて、次の3つのパートごとに改正内容を解説していきます。 part1:在職中の年金受給(令和4年4月施行) part2:年金の繰上げ受給と繰下げ受給(令和4年4月施行)→2月18日(金)掲載 part3:厚生年金・健康保険の適用拡大(令和4年10月施行)→3月18日(金)掲載 各パートの最後

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年金・税金 わたしの相談事例 公開します|#4 要介護認定と障害者控除

10年ほど前のことですが、50代の男性のTさんからこんなご相談を受けました。 「私の母は介護施設に入所しており、1年前から要介護5に認定されているのですが、私が確定申告をするときに、母について障害者控除が受けられますか? ちなみに母は、障害者手帳は持っていません」 このとき私は、「要介護の段階が最も重い5の人なら、障害者控除の対象になって当然じゃないの!?」と思いました。ところが詳しく調べてみると次の2点がわかりました。 ①要介護認定と所得税法上の障害者控除とは連動していな

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事例でみる障害年金請求の勘所|#3 20歳前に初診日がある障害基礎年金の請求

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