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新しい年金時代

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2021年9月の記事一覧

遺族年金のしくみと手続~詳細版|#3 死後認知された子の遺族年金受給権

今回は、死亡者の内縁の妻に胎児がいた場合の遺族年金をご紹介します。死亡者が死亡して半年後にこの子は出生し、その1年後に死亡認知の判決が確定しました。一方、死亡者には戸籍上の妻がいて、すでに遺族厚生年金を受給中です。内縁の妻には多額の不動産収入があり、死亡者との生計維持関係はありません。 そこで、死後認知された子と、戸籍上の妻のどちらが遺族年金を受給できるのか、法律に基づいて見ていきます。 A雄さん死亡後に生まれた子の死後認知A雄さんが死亡したので遺族年金の請求をしたいとのこ

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三宅社労士の年金実務セミナー|#2 令和2年改正年金法「整備政令」について

 令和2年改正年金法「整備政令」について「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律(2020年改正法)の施行に伴う関係政令の整備及び経過措置に関する政令」(令和3年政令第229号)が令和3年8月6日に公布されました。  令和3年5月21日に政令案がパブリックコメントで公開され、8月6日付で「寄せられた御意見について」が公開された後、同日に公布された格好になります。今回は、この内容について、検討していきます。  筆者としては「間違ってはいないが、正しくない」と

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