新型コロナの検査の保険収載価格を引下げ(12月8日)
中医協総会は8日、新型コロナの検査の保険収載価格の見直しを了承した。保険診療として実施されているPCR検査などの価格を引き下げる。保険収載価格が自費検査価格に影響を与え、価格が高止まりしているとの指摘など踏まえた。
具体的には、核酸検出(PCR)検査(委託)の場合、1800点が700点に下がる。委託以外の場合は1350点から700点に下がる。抗原検出検査(定性)では600点が300点、抗原検出検査(定量)では600点が560点に下がる。
核酸検出(PCR)検査(委託)については、経過措置として、令和4年3月31日までは1350点とし、令和4年4月1日から実施する。その他は12月31日に実施する。