医師の働き方改革の論点整理に反発や懸念(2月28日)
厚労省は2月28日の社会保障審議会・医療部会に「医師の働き方改革に関する検討会」の中間論点整理や緊急的な取り組みを報告した。委員からは、緊急的な取り組みが医師の労働時間短縮を主眼にしていることに反発や懸念が示された。
特に、医療団体の委員から、医師の地域偏在や医師養成の問題と合わせた対応が必要であることや医師の裁量性確保を求める意見が出た。
医療機関のウェブサイトの規制に関しては、「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」の議論を踏まえた省令案等を了承した。問題のあるウェブサイトを規制する運用に関しては、ネットパトロールなど厚労省が示した監視体制では不十分であるとして、厳格な対応を求めた。