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財政審が「診療報酬改定▲2%半ば以上」を建議(11月25日)

財政制度等審議会は11月25日、令和2年度予算の編成等に関する建議を麻生太郎財務大臣に提出した。建議では、社会保障費について「伸びを高齢化による増加分におさめる目安を着実に達成する」とともに、「給付と負担の見直しも含めた改革を速やかに実行すべき」と主張した。

診療報酬については、「▲2%半ば以上のマイナス改定にすべき」と明記した。さらに、予算編成過程で改定率を決定する際に、病院と診療所の間で改定率に差を設けるなど、「配分に当たっての大枠を示すべき」とした。

地域医療介護総合確保基金の配分については、地域医療構想の実現に積極的に取り組む地方団体を支援できるよう大胆にメリハリ付けを行うべきと指摘した。

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