救命救急センターの充実段階評価で配慮措置を実施(12月4日)
厚労省の救急・災害医療提供体制等のあり方に関する検討会は4日、救命救急センターが多くのコロナ患者を受入れていることを踏まえ、救命救急センターの補助金の水準や診療報酬の施設基準で使われている充実段階評価において、配慮を行う考えで一致した。
コロナ患者の受入れや通常の救急患者の減少が、救命救急センターの救急診療体制や患者受入実績などを評価する充実段階評価にマイナスの影響を与えるため。
厚労省は、「例年と同様の評価は困難」とした上で、影響を受ける項目があった場合、その項目を除外して評価する考えなどを示した。委員からは、2020年度の点数は2019年度と同じ点数で評価すべきとの提案があった。