民間保険の診断書等の簡素化でガイドライン見直し(12月13日)
厚労省の「民間保険会社が医療機関に求める診断書等の簡素化等に関する研究会」は12月13日、「議論の整理」をまとめた。医師の事務負担軽減のため、医師が民間保険会社から求められる診断書などの簡素化・標準化などに向けた議論の結果を示した。
簡素化・標準化が求められる一方で、民間保険会社にとっては、適時・適切な保険金等の支払いの審査のための重要な書類となるため、今回の「議論の整理」を踏まえ、年度内に業界の自主的なガイドラインを見直すことになった。
「経過欄、前医欄」の記載をはじめ、文書の簡略化や簡易請求のほか、標準的なひな形をガイドラインに例示することなどを検討する。