
健保連の大塚会長「早急な高齢者医療の負担構造改革を」(2018年7月20日)
健保連は2018年7月20日の定時総会で、平成29年度事業報告や一般会計収支決算を了承した。

大塚陸毅会長は挨拶で、2040年度の将来推計で医療・介護給付費が約1.9倍に増えることに触れた。
大塚会長は「2040年を待つまでもなく現役世代の負担は限界に達している。国民皆保険の持続性を確保するためにも、高齢者医療費の負担構造改革を速やかに実施すべきだ。年末にかけて消費税率の引上げを踏まえた平成31年度政府予算案がまとまるが、我々の主張を盛り込んでもらうためには、さらに活動を展開していく必要がある。大きな山場は10月23日に開かれる全国大会であり、ここに向けて関係国会議員に対し強力なロビー活動を行っていきたい」と訴えた。