四病協が専門医制度で提言(8月22日)
四病院団体協議会の「専門医制度のあり方検討委員会」は22日、提言をまとめた。
現行の専門医制度では3年程度の研修を修了した医師が「専門医」になるが、「専門医」ではなく、「専門研修修了医師」と呼ぶことを提案した。現場で一定の経験と能力を積んだ医師を厳格な審査で認証する本来の「専門医」と区別するため。
終了後の会見で神野正博委員長(全日本病院協会副会長)は、「専門医を2つに分ける。10年程度の臨床経験が必要な後者の専門医は、厳格な審査を前提した上で、様々な主体が認証機関として考えられ、四病協もその一つになり得る」と述べた。