地域医療構想の議論の再開が必要との認識で一致(12月9日)
厚労省の地域医療構想に関するワーキンググループは9日、コロナ対応を踏まえた今後の医療提供体制に向けた考え方を了承した。
コロナにより地域医療は様々な影響を受けているが、人口減少・高齢化という地域医療構想の背景にある状況は変わっていない。このため、医療機能の分化・連携を推進する地域医療構想の議論は着実に進めていく必要があるとの認識で一致した。
ただ、コロナの感染状況には地域差があるため、議論の再開を全国一律に決めるのは困難と指摘。この冬の感染状況をみながら、改めて具体的な工程を設定することが適当とした。