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「コロナ感染急拡大の対応方針がフル回転」迫井局長(8月21日)

厚労省の迫井正深医政局長は8月21日、全日病・岡山学会で講演した。第1波から第5波の新型コロナの状況から、「第5波で急拡大しているが、これまでの感染者数は諸外国に比べ非常に少なく、死亡者数も圧倒的に少ない。明らかに医療体制や社会の協力の影響がある」と述べた。

8月に入り、感染者数が急増し、多くの医療資源を使うことになった。これについて迫井局長は、一般医療と両立できる最大のキャパシティを超える緊急の対応として、5月中に見直した都道府県の対応方針が、「今フル回転している」と説明した。

かかりつけ医の明確化については、「今調査を実施している。色々な考え方があり幅もあるので、全国の好事例を収集し、横展開を図る。今後に向けた提言もまとめる」と意欲を示した。オンライン診療の緩和でもかかりつけ医の普及に役立てたいとの認識を示した。

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