#38 内縁夫の未支給請求から実母の遺族厚生年金受給につながった事例
今回は、未支給年金と遺族厚生年金の受給権者が異なるケースをご紹介します。内縁の夫が、社長である妻が死亡したとして未支給年金の請求手続を進め、この相談過程で、死亡した妻が実母の生活を経済的に支えていたことがわかりました。
内縁の夫は死亡者と生計同一関係にありましたが、生計維持関係にはありませんでした。一方、実母は死亡者により生計を維持していました。
では、妻死亡による未支給年金と遺族厚生年金がどうなったのか、見ていきましょう。
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