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協会けんぽが31年度保険料率の議論をスタート(9月13日)

全国健康保険協会は9月13日の運営委員会で、平成31年度保険料率の議論をスタートした。29年度決算は収支差4486億円の黒字。準備金残高は2兆2573億円に上り、残高は3.1カ月分になった。

法定準備金は給付費等の1カ月分とされており、委員からは、中長期的な財政の安定を重視して保険料率10%の据え置きを求める意見と、料率の引き下げを求める意見の両論がでた。運営委員会は、12月に結論をまとめため、議論を今後も続ける。

安藤伸樹理事長は、「基本的には中長期的に考えさせてほしい。各支部には、準備金がなぜ必要か、どのようにして協会けんぽを安定的に維持運営していくかについて、話をしていきたい」と述べた。  

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