メディカルプラットフォーム・エイシア（MedPA・西山正徳代表理事）は６月20日、経産省ヘルスケア産業課国際展開推進室長の岸本堅太郎氏を講師に招き、「医薬品産業及び医療機器産業の海外展開戦略」をテーマに勉強会を開いた。

岸本氏は、経済発展が著しいアジア地域の医療事情を概観。インドネシアは２億6000万の人口を抱え、経済も伸びている。2014年に皆保険を導入し、ヘルスケア市場の拡大が見込まれている。

岸本氏は、日本の医療技術・サービスの国際展開を通じてアジア地域の社会課題の解決に貢献するとともに、拡大するヘルスケア分野の需要を取り込んでいくことが必要と指摘。経産省の支援により事業化したプロジェクトを紹介するとともに、官民ミッションの派遣により現地医療関係者とのネットワーク構築を支援することが有効だと述べた。