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加藤大臣「全体のシステムをどう組み立てるか」(9月12日)

加藤勝信厚生労働大臣は9月12日の会見で、政府の全世代型社会保障検討会議について見解を示した。

検討会議の議論について「いわゆる医療、年金、介護といったものだけでなく、働き方を含めてもっと幅広く議論をされていくだろう。これからの2025年、2040年を見据えながら、全体のシステムをどのように組み立て、その中で何を特に取り組むべきなのかをしっかり議論していくことが大事だ。パーツだけではなく、全体に対する見通しも共有していくことで、国民の将来に向けての懸念の払拭、安心につなげていくことができると思う」と述べた。

社会保障審議会との整合性については、「それはまさに検討会議のメンバーを含めた全体のあつらえだと思う。しかし、ご承知のように我々の施策のかなりの部分はそれぞれの審議会を経て具体的に進めていく。例えば法案を作るのであれば、そこでの審議をしていただくことになるので、当然整合性を持ってやっていく必要はある」と述べた。

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