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次期診療報酬改定で遠隔診療に新たな評価(11月1日)

中医協は11月1日の総会で、情報通信機器を用いた遠隔医療について、次期診療報酬改定で新たな評価を設けることを大筋で了承した。あくまで対面診療の補完と位置づけ、オンライン診療を提供する計画作成や一定の受診期間の制限を求める方針だ。

現行では、遠隔医療を再診料の「電話等による再診」で評価している。最近のオンライン診療の実績をふまえると、「電話等による再診」に含めて評価することに無理が生じてきたため、新たな診療報酬を検討する。

情報通信機器を用いた特定の療法の評価としては、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対する持続陽圧呼吸法(CPAP療法)の新設を検討する。

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