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病院の医業利益率が7~9月は4~6月より改善(11月12日)

日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会は12日、令和2年度第2四半期の病院経営調査の結果を発表した。

回答病院全体(1533病院)の医業利益率は7月が▲1.4%、8月が0.5%、9月が▲2.0%で、赤字傾向が続いているものの、コロナの影響で大きく悪化した第1四半期と比べると、改善傾向がみられた。

昨年度と比べた医療利益率の変化をみると、7月は4.1ポイントの低下、8月は3.9ポイントの低下だが、9月は逆に1.5ポイントの上昇。

これについて、9月は薬剤費が▲7.2%となっており、診療報酬の未妥結減算を避けるため、実際の購入額より薬剤費が低く計上されていることが費用の低下に影響したと病院団体は説明した。

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