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麻しん・風しん予防指針の見直しを協議(5月11日)

厚労省の麻しん・風しんに関する小委員会は5月11日、麻しん・風しんに関する特定感染症予防指針の見直しを協議した。厚労省は指針改正の方向性として、定期予防接種実施率向上に向けた対策の強化や児童福祉施設・医療機関等における対策の強化などを示した。

一方、厚労省は沖縄県の麻しん(はしか)の集団発生について報告。発生事例の特徴として①初発例が海外からの帰国者ではなく旅行客である②初発例が観光地や商業施設を利用③沖縄県は全国で定期予防接種率が最低のために感染拡大の危険が高い―を指摘。また、麻しん対策に使用するMRワクチンの全国的な不足は生じない見込みであるとした。

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