見出し画像

国際モダンホスピタルショウが開幕(7月17日)

国際モダンホスピタルショウ2019(主催=日本病院会・日本経営協会)が7月17日、東京ビッグサイトで開幕した。今年のメインテーマは「健康・医療・福祉の未来をひらく~世代と国境を越えた豊かな共生を目指し」で、317の事業者が出展。19日までの3日間で7万人の来場者を見込む。

オープニングセッションでは、日病の相澤孝夫会長が「超高齢社会の先を見据えた病院を考える」をテーマに講演した。今後の人口減少高齢社会における病院機能の分化の考え方として、急性期医療に対応する人口50万~60万人圏で2か所の基幹型病院(広域型病院)と軽傷急性期・回復期・慢性期医療に対応する人口5万~6万人圏で1か所の地域密着型病院(近隣型病院)が必要であるとの認識を表明。

地域密着型病院の役割については「病院の患者だけでなく、訪問医療や訪問介護、訪問リハなどの訪問系のサービスを行ったり、診療所との連携を強化するとともに、まちづくりやコミュニティづくりの中心になり、人口減少社会の核になる存在だと思う」と述べた。

 

社会保険研究所ブックストアでは、診療報酬、介護保険、年金の実務に役立つ本を発売しています。