厚労省は３月１日、新型コロナウイルス感染症の国内の体制整備（２月29日17時時点）について、新型コロナウイルス感染症対策本部に報告した。専門の「帰国者・接触者外来」の受診は２千件を超えていることが分かった。

全国の保健所（472カ所）への設置を目安とする「帰国者・接触者相談センター」は47都道府県・537施設で設置されている。相談件数は６万1389件（２月３日～28日）。

２次医療圏（335圏域）に１カ所以上を目安に設置するとされている「帰国者・接触者外来」は47都道府県・843施設で設置されている。受診者数は全国で2006件（２月１～28日）。２月21日に全２次医療圏での設置が確認された。843施設のうち感染症指定医療機関は396施設。