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四病協が2020年度予算概算要求で要望書(5月24日)

四病院団体協議会は5月24日、2020年度予算概算要求に関する要望を厚労省の吉田学医政局長に提出した。救急、災害、へき地医療を支える体制づくりや地域医療構想の実現、一億総活躍社会に向けた取組みを強化するための財源措置を求めた。消費税率10%への引上げは予定通り実施し、その財源を「医療を筆頭に社会保障に十分な予算配分」をすべきとした。

要望項目は9テーマで27項目。働き方改革関係で8項目を要望した。医師の増員のための診療報酬以外での人件費への手当てや、ICT・ロボットの導入の補助をあげた。医療従事者の能力向上では、総合的診療能力の獲得を促すキャリア形成支援事業を実施する病院団体への経費補助を要望した。

また、「特定技能」を含めた外国人介護人材を受け入れる取組みや、外国人患者の治療費を回収しやすくするためのキャッシュレス決済が可能な仕組みに対する財政的支援を求めている。

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