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定額負担の紹介状なし患者は39.1%で4.3ポイント減(2023年10月12日)

厚労省は12日の入院・外来医療等の調査・評価分科会に、紹介状なしで受診する場合の定額負担の実績を報告した。定額負担の徴収が義務付けられているのは200床以上の特定機能病院及び地域医療支援病院。その金額は、令和4年10月から2,000円増額された。

令和4年5月1日時点での調査によれば、病院が設定する定額負担の平均金額は7,824円、中央値は7,700円であった(上表)。
前年の平均値は5,817円、中央値は5,500円なので、いずれも2,000円程度の増額となっている。

定額負担の徴収を義務付けられた医療機関の初診患者のうち紹介状を持たない患者の割合は、令和4年5月の43.4%から令和5年5月は39.1%となり、4.3ポイント減少した。

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