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DPC制度の次期改定での見直し内容を了承(11月29日)

中医協のDPC評価分科会は29日、次期診療報酬改定におけるDPC制度の対応をまとめた。これまでに検討した項目に加えて、再入院の取扱いやDPC退院患者調査の見直しを決めた。

再入院に関しては、入院初期が高く評価されるDPC制度の不適切な算定を防ぐため、「入院の契機となった傷病名」が合併症の診断群分類の場合は一連の入院とする。二度目の入院の「医療資源を最も投入した傷病名」の診断群分類6桁が同一の場合は一連の入院とする。

DPC退院患者調査は介護医療院が創設されることを踏まえ退院先を追加するほか、簡素化を行う。また、DPC対象病院は、短期滞在手術等入院基本料3を算定せず、高額検査や薬剤を含む点数設定方式Dなどで算定することを決めた。

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