見出し画像

19施設がオンライン資格確認のプレ運用開始―医療保険部会に報告(3月4日)

社会保障審議会医療保険部会は3月4日、オンライン資格確認の稼働に向けた進捗状況を確認した。オンライン資格確認の本格稼働は3月下旬と予定されているが、3月4日から、19の医療機関・薬局でオンライン資格確認の試行運用が始まったことが報告された。

オンライン資格確認の試行を行っている施設の名称や所在地は、厚労省のサイトから確認できる。今後、順次、施設の情報は追加されていく予定。(参考:厚生労働省ホームページ「マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ」 )

厚労省の山下護医療介護連携政策課長は、オンライン資格確認の仕組みにおいてはマイナンバーと保険証番号・医療機関のレセコンシステムが連携するため、仮に医療機関が診察券を発行しなくなっても、マイナンバーカードがあれば医療機関での患者管理が技術的には可能になると説明した。

その上で、「診察券を発行するか否かは医療機関の経営判断になる。医療機関の方に、マイナンバーカードの仕組みが使えることが徐々に理解されていけば、診察券もなくなっていくだろう」との見通しを示した。

医療保険部会の様子

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

社会保険研究所ブックストアでは、診療報酬、介護保険、年金の実務に役立つ本を発売しています。