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遺伝子パネル検査による治療の患者申出療養を事前審議(7月10日)

厚労省の患者申出療養評価会議は7月10日、遺伝子パネル検査による遺伝子プロファイリングに基づく複数の分子標的治療に関する患者申出療養について、事前審議を行った。

今後、がん遺伝子パネル検査を受けて適切な治療薬が判断された患者が、患者申出療養を申請することが予測されるため、その申請と審議を迅速に行えるように、あらかじめ研究計画書等を審議した。患者申出療養で、患者が申し出る前に研究計画の事前審議をするのは今回がはじめて。

委員の指摘を受けて、次回、修正された研究計画書等を審議して患者申出療養として適当であるかを評価する。書面での会議開催になる可能性もある。

今後、実際に患者が、遺伝子パネル検査による分子標的治療の申出を行う際には、今回議論した研究計画書をベースに、申請を行う。申請を受け、患者申出療養評価会議で審議するが、書面での会議開催になることも想定される。  


 

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