見出し画像

令和2年市区町村別生命表が公表される~男女ともに神奈川県川崎市麻生区が最長

厚生労働省は5月12日、令和2年市区町村別生命表を公表した。市区町村別生命表は、死亡状況を市区町村単位で比較分析するため、国勢調査による日本人人口(確定数)と人口動態統計(確定数)による日本における日本人の死亡数、出生数をもとに、平成 12 年から5年(国勢調査年)ごとに作成し、今回が5回目となる。

市区町村別の平均寿命は、男女ともに神奈川県川崎市麻生区が最も長く(男性84.0歳、女性89.2歳)、大阪府大阪市西成区が最も短くなった(男性73.2歳、女性84.9歳)。
最も長い上位5市区町村は、男性は①神奈川県川崎市麻生区②神奈川県横浜市青葉区③長野県上伊奈郡宮田村④愛知県日進市⑤京都府木津川市。女性は①神奈川県川崎市麻生区②熊本県上益城郡益城町③長野県下伊奈郡高森町④滋賀県草津市⑤兵庫県芦屋市の順。
一方、最も短い下位5市区町村は、男性は①大阪府大阪市西成区②大阪府大阪市浪速区③大阪府大阪市生野区④青森県下北郡東通村⑤青森健上北郡六ヶ所村。女性は①大阪府大阪市②青森県東津軽郡今別町③青森県南津軽郡田舎館村④青森県南津軽郡大鰐町⑤青森県むつ市の順となった。

社会保険研究所ブックストアでは、診療報酬、介護保険、年金の実務に役立つ本を発売しています。