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外来機能の明確化に関する報告書を了承(12月3日)

厚労省の医療計画の見直し等に関する検討会は3日、外来機能の明確化に関する報告書を了承した。外来機能報告制度を創設し、病院・有床診療所からデータを集め、「医療資源を重点的に活用する外来」(仮称)を位置付ける。そのような外来を地域で基幹的に担う病院を明確化する。

その病院は、紹介状なしの受診患者に定額負担を課すことが義務化される。このため、あくまで病院の「手上げ」であることを確認した。また、外来の名称については、初診患者が逆に集まることの誘導にならないよう適切な名称にすることを求める意見が相次いだ。

どのような外来が医療資源を重点的に活用する外来であるかの基準などは、今後、専門的に検討する場を設定して協議する。

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