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10月20日からオンライン資格確認が本格運用(9月22日)

厚労省は9月22日の社会保障審議会医療保険部会に、10月20日からオンライン資格確認システムを本格運用することを報告した。10月20日より、オンライン資格確認システムを導入した医療機関・薬局では、患者の特定健診等情報と薬剤情報を閲覧することも可能になる。

これに先立ち10月5日から、レセプトの振替・分割サービスが始まる。旧資格の保険証で受診した患者のレセプトについて、審査支払機関側で正しい資格情報の保険者に振替・分割が行われるようになる。これにより、医療機関での返戻が減る見込みだ。

オンライン資格確認システムの準備が完了した医療機関・薬局は12894施設で、全医療機関・薬局の5.6%にとどまっていることも明らかになった。

オンライン資格確認に対応していない医療機関に、患者が保険証をもたずにマイナンバーカードのみで受診した場合には、資格情報が確認できないため、一時的に患者が10割分を支払うこととなる。このため、厚労省はすべての医療機関・薬局でシステムが導入されているわけではないことを周知する方針。

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