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高齢者の栄養状態は食事や外出状況と関係(9月11日)

厚労省は9月11日、平成29年「国民健康・栄養調査」の結果を発表した。今回初めて高齢者の筋肉量や生活の様子を調べ、高齢者の栄養状態は食事や身体活動、外出状況と関係していることがわかった。

65歳以上で低栄養傾向の者(BMIが20以下)の割合は、男性12.5%、女性19.6%となった。四肢の筋肉量は、男女ともタンパク質摂取量が多く、肉体労働の時間が長い人ほど有意に増加していた。

外出していない男性の低栄養傾向の者の割合は、外出している者と比べて約20ポイント高い。「何でもかんで食べることができる」者の割合と20本以上歯を持つ者の割合は、60代から大きく減少した。

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