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様々なニーズ対応で訪問看護ステーションの評価見直し(11月15日)

中医協は15日の総会で、在宅医療をテーマに、訪問看護を中心に議論した。

24時間対応できる訪問看護ステーションへのニーズが高いため、連絡体制だけを評価する加算は廃止し、24時間対応の評価に一本化する。

特定の要件に該当する患者に複数名で訪問看護を行った場合の加算は算定回数に制限を設ける。これまで対象でなかった疾病ではない身体的理由も複数名訪問看護加算の対象とする。

医療的ケア児への訪問看護は、充実させる方向で見直しを行う。歩行が可能である小児に対しても重症児に対する算定回数と同じ回数の訪問看護ができるようにするなどの対応を行う。

また、義務教育を受ける医療的ケア児が、学校で医療的ケアを円滑に受けられるよう、学校の看護職員や教職員との連携が促される対応を図るとした。

訪問看護ステーションを病院に併設すると、訪問看護の水準や人員が強化され、医療・介護連携も進む傾向があることから、病院併設の訪問看護ステーションの評価も検討することになった。

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