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医師労働時短計画の5段階評価を取りやめ(9月15日)

厚労省の医師の働き方改革の推進に関する検討会は9月15日、医師の時間外労働規制の特例を受ける病院が策定する義務のある医師労働時間短縮計画の進捗の評価について、当初の案の5段階評価(S、A~D)を行わないことを決めた。優劣をつけるような方法では、評価項目に対する誤解をもたらし、病院の不利益になりかねないとの指摘を踏まえた。

新たな方法では、①法令規定事項②労働時間短縮に向けた取組み③労働時間の実績をそれぞれ評価し、定型的な文章を組み合わせて、全体評価として記載する。計画の見直しが必要な場合は、その時点で評価は行わず、病院訪問後に結果を示す。

評価結果は都道府県が公表する。評価結果とあわせ、医療のかかり方の情報提供を含めた住民へのメッセージを伝えるため、都道府県ホームページなどで公表する。また、都道府県は医師の時間外労働時間の特例水準病院の指定更新の是非を決める。

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