中医協の総会は１月24日、静岡県富士市で公聴会を開催した。県内の健保組合、国保連合会、商工会、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、患者などの代表が令和２年度の診療報酬改定で意見を述べた。

中医協の田辺国昭会長は、意見聴取後に「医師の働き方改革や医療機関の分化と連携、かかりつけ医の推進は、支払側と診療側で共通した認識となっている。大規模な救急病院だけでなく、地域には中小の救急医療機関が必要で評価を求める声が強かった。オンライン診療を拡大してほしいという要望もあった」とまとめた。