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中医協が入院医療等の2021年度調査項目を了承(5月12日)

中医協総会は5月12日、2022年度診療報酬改定に向けた入院医療等の2021年度調査の項目を了承した。入院医療等の調査・評価分科会で案をまとめたものだが、分科会での議論と同じく、総会でも、新型コロナの影響をできるだけ詳しく把握すべきとの意見が支払側の委員から出た。

厚労省は、新型コロナの影響の詳細な把握を同調査で実施することの難しさのほか、回答医療機関の負担を重くできないことへの理解を求めた。その代わりに、レセプトによる新型コロナの特例の算定状況の集計など他の方法による実態把握を組み合わせることで、新型コロナに対応した病院と対応していない病院の入院医療における違いをできるだけ把握したいとの意向を示した。

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