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男女間賃金格差は縮小──令和4年賃金構造基本統計調査

 (こちらは4月5日に「web年金時代」に掲載されたものです。)

 厚生労働省は3月17日、令和4年賃金構造基本統計調査結果を公表した。それによると、一般労働者の男女間賃金格差の縮小と、短時間労働者の時間当たりの賃金の前年比での減少が明らかになった。一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の月額賃金は、男女計31万1,800円(前年比1.4%増)、男性34万2,000円(同1.4%増)、女性25万8,900円(同2.1%増)となった。男性を100とした場合の男女間賃金格差は75.7となり、前年差の75.2より0.5ポイント上昇。男女間賃金格差が縮小した。他方、短時間労働者の賃金は、時間当たり男女計1,367円(同1.2%減)、男性1,624円(同0.4%減)、女性1,270円(同1.6%減)などと、前年より軒並み減少した。

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