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GPIFが経団連と「アセットオーナーラウンドテーブル」創設

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は9月17日、一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)と、「経団連・GPIF アセットオーナーラウンドテーブル」の創設で合意したと発表した。
同ラウンドテーブル創設の目的は、アセットオーナーは受益者の最大の利益を勘案して行動すべきとして政府が8月28日に定めた5つの原則である「アセットオーナー・プリンシプル」策定後、企業との継続的な意見交換の場を新たに設けるためとしている。

第1回会合は10月3日に開催予定。アセットオーナー側の参加者は、GPIFの呼びかけに応じた、国家公務員共済組合連合会、地方公務員共済組合連合会、日本私立学校振興・共済事業団が、経団連側は、金融・資本市場委員会のメンバーが参加予定という。
会議のテーマとしては、
・アセットオーナー・プリンシプルを踏まえたアセットオーナーの取組み
・GPIF の2023年度 ESG活動報告
・「コーポレートガバナンス改革の実質化に向けたアクション・プログラム」に関する経団連の意見
などを予定しているという。

GPIF 「経団連・GPIF アセットオーナーラウンドテーブル」の創設について


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