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がん診療連携拠点病院の指定要件WGが報告書案を了承(3月16日)

厚労省の「がん診療連携拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ」は3月16日、指定要件の見直しについての報告書案を座長一任で了承した。診療機能による地域拠点病院を3類型に分類するとともに、新たに医療安全体制の確保を要件に追加した。4~5月に開かれるがん診療提供体制のあり方に関する検討会でWGの報告書を確認した上で、6~7月に改定した指定要件を通知。来年1~2月には改定後の要件で指定が行われる。

地域がん診療連携拠点病院は、同一医療圏のうち診療実績が最も優れている「地域がん中核拠点病院(仮称)」、現行と同様の「地域がん診療連携拠点病院」、平成31年以降に指定要件が不十分と判断された経過措置的な「準地域がん診療連携拠点病院(仮称)」の3つに分類する。医療安全体制の確保では、都道府県拠点・地域拠点・特定領域・地域診療のいずれも医療安全管理部門の設置や医療安全管理者の配置などの要件が設けられる  

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