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新型コロナの影響で病院の7割超が外来患者数減(4月15日)

大阪府保険医協会は15日、新型コロナウイルスの感染拡大による病院への影響について緊急アンケート速報を公表した。

外来患者数が「減った」と答えた病院は7割を超えた。 10日に診療所の影響調査を公表した。病院調査は4月8日に府内502病院にファクスで送信し、4月13日現在80件の回答を集約。

外来患者数については80件のうち、72.5%に当たる58件が「減った」と回答。患者減のおおよその割合では2割台が19件(全回答数の23.7%)で最も多く、次いで1割台が15件(同18.6%)、3割台が8件(同10.0%)、と続く。2割以上「減った」は全体の38.8%となった。また、5割以上「減った」は2件(同2.5%)。

新型コロナウイルス感染の疑いのある患者の来院については、「あった」が52件(同65.0%)と3分の2を占めた。

感染の疑いのある患者が来院した52件に帰国者・接触者相談センターへの紹介(複数回答)をきいたところ、「断られた」が18件、「電話がつながらない」が11件、「引き継げた」が22件となった。

37.5度以上、せきなどの患者が来院した場合の対応(複数回答)については「全て診る」が13件、「様子次第」が24件、「別室で待機」が36件、「他医院受診を促す」が17件、「遠慮してもらう」が17件となった。

マスクや消毒液の不足で支障が「ある」と答えたのは55件(同68.8%)で、約7割を占めた。

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