厚労省は３月29日の医療計画の見直し等に関する検討会に、①医師偏在対策の第４次中間取りまとめ②地域医療構想の進め方の議論の整理③在宅医療の充実に向けた議論の整理－を報告した。

医療計画は2018年度から５年計画が６年計画となり、３年ごとに中間見直しを行うことになっているため、これらを反映させる。年内に中間見直しの内容を同検討会でまとめる。

地域医療構想と在宅医療に関する記載は2021年度からの中間見直し後の計画に反映させるが、医師偏在対策は一足早く2020年度から医師確保計画として、医療計画に記載し実行に移すことになっている。中間見直しでは、５疾病・５事業に関する記載も充実させる方向だ。