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前日医常任理事の鈴木邦彦氏が虎ノ門フォーラムで講演(4月17日)

日本医師会の常任理事として中医協や介護給付費分科会の委員を務めた鈴木邦彦氏(志村大宮病院理事長)は4月17日、医療介護政策研究フォーラム(虎の門フォーラム)の月例研究会で講演し、地域包括ケアと日本医師会の取組みについて述べた。

鈴木氏は、2009年10月から6年間、中医協の委員を務め、引き続き介護給付費分科会の委員を歴任。地域包括ケアを進める立場から積極的に発言した。

中医協委員として日医と四病協の合同提言を発表し、地域密着型病院の考え方を提唱。地域包括ケア病棟の創設に結び付いた。また、かかりつけ医の定義・機能を提言し、地域包括ケアのリーダーとして在宅医療に取り組むことを提案した。

昨年6月に日医常任理事を退いた。茨城県常陸大宮市で、病院や福祉施設、看護学校を運営し、地域住民やボランティアを巻き込んで多様な活動を展開して地域包括ケアを実践していることを報告した。  

講演する鈴木邦彦氏(志村大宮病院理事長)

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