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医師需給分科会が早期に可能な医師偏在対策を了承(6月15日)

厚労省の医療従事者の需給に関する検討会の医師需給分科会は6月15日、早期に実行可能な医師偏在対策を大筋でまとめた。

平成20年度以降の医学部の臨時定員増により、今後地域枠で卒業する医師が増加するが、これを踏まえて地域枠医師の条件を厳格化し、キャリア形成を支援するとともに、地域医療支援センターを通じた医師派遣を強化するなど、地域枠医師に的を絞った対策を実施する。

具体的には、◇地域枠医師のキャリア形成プログラムを必ず作成する◇その際に大学と十分連携◇原則地域枠の入学生は地元出身者に限定し、大学所在地の都道府県で臨床研修を受けるようプログラムに位置づける◇勤務地や診療科を限定する◇就業義務年限のばらつきを是正◇特定の開設者主体に派遣先が偏らないようにする─などの改善策を示した。

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