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四病協が大都市への専攻医上限設定に異論(8月22日)

四病院団体協議会は22日、総合部会を開いた。来年度の専門医制度の専攻医募集で、大都市のある都府県に一律に定員上限が設定されることに対して異論が出た。

新専門医制度では、専攻医偏在の拡大を防止するため、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡の大都市がある都府県に定員の上限を設けている。

終了後の会見で、総合部会の議長を務める日本医療法人協会の加納繁照会長は、「大都市以外の医師不足地域に、医師が回らない。大都市は高齢者人口の急増の問題もある。厳しい上限の設定を見直してほしい。今回はもう決めてしまったそうだが、今後しっかりと議論すべきだ」と述べた。

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