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吉田医政局長と森光医療課長が日医で講演(10月4日)

日本医師会の社会保険指導者講習会で10月4日、厚労省の吉田学医政局長と森光敬子保険局医療課長が講演した。吉田局長は①医師偏在対策②地域医療構想③医師の働き方改革のポイントを指摘。医師偏在対策では、「医師への強要ではなく、モチベーションを刺激する対策が重要」と述べた。

地域医療構想では、都道府県の人材育成を進める方針を示した。医師の働き改革では、時間外労働時間の規制とあわせ、勤務環境を改善させる様々な対策が必要とした。

森光課長は、診療報酬改定で対応しなければならない課題として、◇高齢化◇現場の支え手の減少◇画期的で高額な新薬など医療の高度化◇ICTやAIなど技術進歩─をあげた。次期改定に向けては、「オンライン診療などでICTの普及に合わせた議論が必要」と述べた。  


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