政府は８月３日、介護福祉士など３福祉士の受験手数料の見直しに係る社会福祉士及び介護福祉士法施行令及び精神保健福祉法施行令の一部を改正する政令を閣議決定した。新型コロナウイルス感染症対策のため３福祉士の受験手数料が今年度の試験から３千円～６千円程度引き上げられる。

具体的に介護福祉士の受験手数料は現在の1万5300円から3080円引き上げて１万8380円になる。社会福祉士は1万5440円から3930円引き上げて1万9370円になる。精神保健福祉士は1万7610円から6530円引き上げて2万4140円になる。

新型コロナ対策のため受験者の座席間隔をあけることから部屋数や会場数の増加につながった。それに伴いスタッフも増やすことになる。また検温器を設置する費用などもかかる。