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豪雨で高齢者関係施設177カ所が被害(2018年7月16日)

厚労省は2018年7月16日、平成30年7月豪雨による被害状況等について(第27報)を公表した。

16日12時までの同省の対応をまとめたもの。高齢者関係施設の被害は岡山・広島・福岡など13府県の特別養護老人ホーム・老健施設・認知症グループホーム等総計177カ所で床上浸水等の被害があることが報告された。このうち29施設で利用者が他の施設や病院等に避難中で、避難者数は593人。報告時点では大きな問題は生じていない。

被災施設数が最も多いのは岡山・広島・福岡でそれぞれ41施設となっている。避難者数が最も多いのは岡山県で256人となっている。

6日以降、被災地域において要介護高齢者等の介護サービス事業所等での利用料免除の実施などの対応について順次、要請し、事務連絡を発出。16日の報告時点で利用料免除等を実施しているのは97市町村となっている。

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