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認知症疾患医療センターの整備を要請(3月10日)

厚労省は3月10日、認知症疾患医療センターについて、2月時点において全国で456カ所設置されていることを明らかにした。

全二次医療圏域(335圏域)のうち、1カ所以上が設置されている二次医療圏域は303圏域と9割を超えているが、1カ所も整備されていないのが32圏域あることから、都道府県・政令市に対して、医療計画を踏まえた上で引き続き計画的に整備を進めるように要請した。

全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議の資料で示したもの。

456カ所のうち、都道府県域で活動する、大学病院など総合病院が担う基幹型は16カ所、単科精神科病院などが担う地域型が367カ所、診療所などが担う連携型が73カ所になっている。

政府は認知症疾患医療センターについて2020年度末までに全国で500カ所の設置、二次医療圏域に少なくとも1カ所以上の設置を目標としている。

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