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新型コロナ感染症の重症患者への入院料等の点数を3倍に(5月25日)

中医協は25日、持ち回りで総会を開催し、新型コロナウイルス感染患者への入院医療における特例的な対応を了承した。

特定集中治療室などに入院する専用病床が確保された重症者への治療に対する診療報酬を通常の3倍とする。中等症の感染者への入院医療では、救急医療管理加算を通常の3倍の点数で算定できるようにする。新型コロナへの感染が疑わしい患者も対象となることも明確化した。

4月18日に実施した特例では、通常の2倍相当に引き上げている。今回、新型コロナ感染者を受け入れている医療機関で、実態として、通常の3倍以上に相当する人員を確保していることなどが明らかになり、さらなる手厚い対応を図った。

さらに、新型コロナから回復したものの、引続き入院管理が必要な患者の転院を受け入れた医療機関は、感染予防策の評価として、二類感染症入院診療加算(250点)を算定できるようにした。

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