「薬局にも特定健診情報の提供を」厚労省検討会で意見(10月21日)
厚労省の「健康・医療・介護情報利活用検討会」は10月21日、「医療等情報利活用WG」と「健診等情報利活用WG」と合同開催した。
7月に決定された「データヘルス集中改革プラン」に基づき厚労省が論点を示し、意見交換した。薬局でも特定健診情報を見られるようにすべきとの意見が出された。
保健医療情報を全国で確認できる仕組みでは、特定健診情報と薬剤情報を、患者本人と医療機関が確認することができる。薬局では薬剤情報は確認できるが、特定健診情報はみられない。これについて、複数の委員から、薬局でも特定健診情報を見られるようにすべきとの意見があがった。
厚労省は今後、医療保険部会での議論も経て、薬局への特定健診情報の提供に向けた準備を進める考えを示した。来年3月からの運用をめざす。